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NHK出版新書
総力取材!食の安心 何をどう守るのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 186p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140883709
  • NDC分類 498.54
  • Cコード C0236

内容説明

原発事故によって引き起こされた食への不安。放射能汚染のリスクだけでなく、政府や科学者が提示する基準値や情報への疑念・不信感から起こる風評被害も加わり、一向にとどまる気配を見せない。専門家でも答を出すことができないリスクに対して、私たちはどう立ち向かえばいいのか。放射性物質除去の最新技術から食品流通の改革、さらには生産者と消費者の融合まで、徹底取材からの提言。

目次

序章 食の安心を取り戻すために、いま何をすべきか
第1章 数値が“安全”でも“安心”できない―福島県・風評被害に苦しむ農家
第2章 技術による食の安心―開発が進む検査・除去技術
第3章 流通システムによる食の安心
第4章 消費者と生産者の融合で究極の安心を―アメリカで広がるCSA
終章 全員参加で安心社会を創造する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

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消費者からの信頼を一瞬のうちに失ってしまうのは、どういうときに起きるのか? ほんの一瞬のことで生産者や情報発信者は、風評被害という実態のないものとも戦わざるを得ないことにもなりかねない。さて、実際、除染をナノテクを活用して行う技術も紹介されており(pp.79-83)、微々たるものだろうが、徐々に効果を発揮してほしいと思う。セシウム飛散とそのリスクを封じ込めるには、しくみが必要。そのためには市民レベルで何ができるか、ガイガーカウンターで子どもの将来を案じる母親とともに考えて、実行していきたい。2012/06/17

Humbaba

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情報提供を完全に行うこと.それこそが,消費者と生産者の間をつなぐために最も重要なことである.互いの間に信頼関係を築くことができていれば,例え問題が起こったとしても,それに対して理性によって判断できるようになる.2012/04/19

nekokone

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神里さんのところ以外、ほとんどルポのみ。2012/02/28

Tomitakeya

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食べものの安心は誰か守るのか、ということだ。生産者と消費者が連携して、お互い納得できるものを生産し入手する。お互いの目に届く範囲で購入する。これは物々交換では無いのか?納得できるものを納得できる方法で手に入れる。新たな食の流通を作り出している。2019/12/07

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