内容説明
サイン・コサイン・タンジェント…そんな記号を見ただけで高校時代の悪夢を思い出す「文系人間」は数知れない。一度は挫折した「高校数学」、しかし本当はこれほど人生に役立ち面白い科目はないのだ。数学の伝道師たちが、小難しい数式や教科書的な解説を極力排して、「高校数学」に秘められた豊かな着想や魅力を伝える一冊。
目次
第１章 「確率」は未来を見る目（ギャンブルも数学だ；未来の扉を開けた手紙 ほか）
第２章 ２５００年不滅の「三角比」（証明は、切ったり、折ったり、重ねたり；ひと目で分かる数の関係 ほか）
第３章 「数列」には秘密がいっぱい（三角数の四角数は立方数？？？；碁石を並べて、Σの公式を導く ほか）
第４章 何でもかんでも「微分・積分」（円周率はおよそ３？；水でも分かる球の表面積 ほか）
著者等紹介
秋山仁［アキヤマジン］
１９４６年、東京都生まれ。数学者、東海大学教育開発研究所所長、ヨーロッパ科学院会員
門間明［モンマアキラ］
１９４６年、東京都生まれ。学習塾シグマ代表、作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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のえる
12
時には理数系の本も読みたいな～と思って借りた一冊。 途中数式も入り理解しがたい箇所も所々あったけど、微分積分や確率の所はまぁおもしろかった。
KAZOO
11
比較的図などを使ったりしてわかりやすいと思うのですが、意外と中身はハイレベルですと思います。これはさらっと読んでやはり本格的な数学の本できちっと理解しないとだめだと思います。ただこのような本があることによって数学にも興味を持って復習する人が増えればいいのではないかと思いました。2014/05/11
ちくわん
7
2011年9月の本。確率、三角比、数列、微分・積分。我が時代感覚で、数ⅡBというところか？「居酒屋」だから、きっと艶っぽい話が出てくると期待したが、くノ一の入浴シーンすらなかった。秋山先生、独り占めはいかんですよ。シェルピンスキーのガスケットが初見かな。2019/07/07
rouningyou
5
やはりこんなタイトルの本で高校数学を少し復習してみたいと思ったのはイージーすぎた。居酒屋だけでは無理。平易なように書いてはあるが、実際読むだけではピンとこないことも多く、自分の理解力不足のためか、本の書き方なのかわからないがもどかしい。高校生の時なら理解できたんだろうか。章末のセンター問題も、居酒屋レベルでは解けないんじゃないだろうか。2013/04/30
natsu
5
図書館で目に付いたので。仁仁仙人と真理さんの高校数学講座、範囲は確率、三角比、数列、微積分の4日間。分かりやすいっちゃあ分かりやすいし面白い。ただ、数学嫌いには厳しいかも。聞き手真理さんのレベルが地味に高いし。 でも、味わえば楽しい本。2012/09/10
