内容説明
上方歌舞伎のホープ、片岡愛之助の半生を通して、あなたも歌舞伎の世界を体験できる!歌舞伎の面白さ、奥深さを演技者の視点からたっぷり紹介するとともに、悩みや悲しみを乗り越え、ひたすらに役者の道を歩んできた一人の青年の、清々しい生き方と夢を描く。新タイプの「歌舞伎入門書」にして、爽やかな「青春記」。
目次
プロローグ もう、振り返らない
1 「お芝居、出てみる?」
2 子役の日々
3 「歌舞伎役者になりたい」
4 子どもから大人へ
5 愛之助襲名
6 「役」に取り組む
7 別れを重ねて
8 受け継ぎ、創造すること
エピローグ 過去でも未来でもない、今
著者等紹介
松島まり乃[マツシママリノ]
東京都生まれ。シアター・ジャーナリスト、旅行作家。慶応義塾大学文学部英米文学専攻卒業後、中央公論社に入社。女性誌の編集者を経てフリーランスに。雑誌を中心に映画・演劇取材記事、紀行文、インタビューなど幅広く執筆。ケルト音楽CDのライナーノーツも手掛ける。大学時代は「歌舞伎研究会」に在籍
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