小山薫堂 幸せの仕事術―つまらない日常を特別な記念日に変える発想法

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140815564
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0034

内容説明

映画『おくりびと』、大人気のキャラクター「くまモン」、首都高の事故削減プロジェクト「スマートドライバー」…。時代を動かすヒット作を手がけた著者が、人に支持される商品のつくり方を明かす。ポイントは、日常をちょっとした工夫で面白くし、それにより身近な人を喜ばせようという視点だ。その延長線上に商品の企画があるという。日々、実践できるアイデアの鍛え方から企画実行のコツまで、小山流のユニークな仕事術を大公開。

目次

序章 つまらない日常を特別な記念日に(放送作家とそれ以外の仕事;放送作家とは「咀嚼業」 ほか)
第1章 企画の原点は人を幸せにすること(ユアハピネス・イズ・マイハピネス;タクシーの運転手さんを喜ばせる ほか)
第2章 アイデアのタネは日常の中にある(日常生活の中にあるタネを拾う;人と摩擦が生まれることはチャンスだ ほか)
第3章 「共感」が社会を動かす(会社の受付をパン屋にしたワケ;ウィンウィンの発想を持つ ほか)
第4章 最終目標は人生を楽しくすること(究極の企画は自分の人生を楽しくすること;限界寸前だった『カノッサの屈辱』 ほか)

著者等紹介

小山薫堂[コヤマクンドウ]
放送作家。脚本家。東北芸術工科大学教授。1964年、熊本県天草市生まれ。日本大学芸術学部放送学科在籍中より放送作家として活動。『カノッサの屈辱』『料理の鉄人』『世界遺産』など革新的な番組を多数手がける。2008年に公開された映画『おくりびと』で初めて映画脚本に携わり、第60回読売文学賞戯曲・シナリオ賞受賞、第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞、第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱんにゃー

39
「自分の人生を企画することで周りが変わり、その幸せが返ってくる。そうした「幸せの連鎖」が起きることで、世の中はもっとよくなるのだと思います。」(小山さん)/「幸せの連鎖」が起きているように、この本は素敵な感想文がいっぱいですね。 読メ、本、読友さん!ありがとうございます。2014/02/02

coco

25
映画「おくりびと」の脚本やくまモンを生み出した小山薫堂さんの本。幅広く色々な仕事をされているけど、「人を喜ばせること」が起点になっている。当たり前のようで忘れがち。仕事だけじゃなく、普段の生活にも活用できそうなことたちにふむふむの連続。幸せや楽しみがどんどん連鎖して広がっていく様子にワクワクしながら読んだ。思わずうるっとしたところもあり。読んでハッピーになった。2014/03/18

村越操

25
読んでワクワクする企画術。企画とはサービスである、サービスとは思いやり。著者の人柄のおかげで読みやすいです。「ものをつくるということは、自分のためではなく、誰かを喜ばせるためにある」「自分が当たり前と思っているものほど、意識的に先入観をリセットしてみると、実はいろいろな発見があるものです」「世の中を見渡してみても、いままでなかったような新しいものというのは、実は既知と既知を組み合わせることによって生まれている」「ものの価値というのは、そこにいかに感情移入できるか」「いまという時代は、共感が大切なんです」2013/12/26

しん

20
「おくりびと」の脚本家、「くまもん」の企画などで有名な小山薫堂さんのエッセイ(仕事術のようでそうではないと思います)です。企画力って仕事だとか、ビジネスだとか、そういう分野で生きるものという先入観がありました。いつの間にかそう思っていたというような感じです。でも、確かに、人生を楽しくすることも企画力なんだと、気付きました。その企画力とか、アイデアの創出だとか、そういうものは結構身近に転がっているもののようだと思えました。僕の人生を楽しくする企画を考えてみたい、この本を読んでそう思いました。企画力を伸ばした2013/02/20

Megumi Ichikawa

19
小山薫堂さん!大好き!薫堂さんの父親の言葉「人生はいいほうに、いいほうに進んでいる」人生をより楽しいものへと変えることができるエキスがいっぱい詰まっている本。読んでいて自分もポジティブ思考になっていく。「究極の企画は?」→「自分の人生を楽しくすること」「自分が幸せな気分で生きること」2015/12/17

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