内容説明
胎児期から思春期まで、成長に応じて現われる性差の実像が、最新の科学研究から明らかに!男女の違いを強調したりステレオタイプ化するのではなく、「女の子」「男の子」それぞれの能力を最大限に生かし、子ども自身の個性を伸ばすため、神経科学の側面からアドバイスした画期的な「子育て」本。
目次
1 お腹の中のピンクとブルー―受胎から誕生まで
2 ピンクのおくるみ、ブルーのおくるみ―赤ちゃん時代
3 遊びを通じて学ぶ―幼児期
4 学校生活のはじまり―いよいよ小学生!
5 言葉の不思議―「女性は言語能力に秀でている」は本当?
6 数学の壁―「男性は生まれつき数学が得意」は本当?
7 ラヴ&ウォー―「女は共感的、男は攻撃的」は本当?
8 真の調和を求めて
著者等紹介
エリオット,リーズ[エリオット,リーズ][Eliot,Lise]
神経科学者。ハーヴァード大学卒業後、コロンビア大学で博士号取得。ベイラー医科大学院学校でポスドクとして研究生活に入る。現在は、ロザリンド・フランクリン医科学大のシカゴ・メディカルスクール神経科学科の准教授を務める。大学での講義と執筆活動に加え、子どもの脳の発達と成長について全国で講演も行なっている。15歳の娘、13歳と10歳の息子、夫とともにイリノイ州で暮らす
竹田円[タケダマドカ]
東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専攻はスラヴ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あい
3
課題で。きっかけは課題だけどそんな事忘れて読めた。想像してたより難しくなかったからかな。画期的な子育て本とか言われてたりするけど、私子供いないし…。でも子育て本として読まなくても男女の性差について知れるので勉強になる!2014/12/03
おおしま
2
性差はあるけど、必要以上に誇張されてるとの立場。結局、性差はあるけど、個人差も大きいから、子供一人一人の個性をよくみるのが大事。2015/09/06
みかん
1
神経科学者が書いているわりには個人的な意見が多すぎてまとまった内容に思えなかった。著者は三人の子供がいる母親なので、自分の子供についても当然話にでてくる。しかし問題なのはスタンスが主観的なところだと思う。神経科学者として客観的な意見だけを扱った方が読みやすかったと思う。 また、日本とアメリカの文化的な違いが鼻について素直に読めなかった。2012/09/03
つたじゅん
1
男の子と女の子の比較にはおもしろいところもあったけど、全体的に読みにくかった。2012/06/04
のんべー
0
正直内容があまり入ってこなかったため最後まで読破できなかった。2015/07/06