故宮―至宝が語る中華五千年〈1〉

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故宮―至宝が語る中華五千年〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784140802618
  • NDC分類 222.01
  • Cコード C0322

出版社内容情報

NHKスペシャル 故宮─至宝が語る中華五千年第1巻 ─神、人と共にあり(先史・殷・周)/百家争鳴 乱世に競う(春秋戦国)/皇帝 天下を制す(秦・漢)
北京と台北、ふたつの故宮。その至宝は、文明発祥以来五千年の歴史の案内役であり、人類の軌跡そのものである。第1巻は文明誕生から秦・漢まで、文明黎明期の息吹きを伝える。NHK出版創業65周年記念出版。

内容説明

北京と台北、ふたつの故宮博物院。ここには、人類五千年の歩みの全貌がある。中華五千年の文明史を新たな視点で描く画期的なシリーズ。本書は、文明誕生から中国の政治体制を方向づけた秦・漢まで、文明黎明期の息吹きを伝える。

目次

第1章 神、人と共にあり―先史・殷・周(中華文明の曙・黄河文明;もう一つの文明・長江文明;幻の王朝・夏王朝誕生;神々の社会から人間の社会―殷から周)
第2章 百家争鳴 乱世に競う―春秋戦国(戦乱と思想―西周から春秋時代へ;覇権を求めて―戦国時代)
第3章 皇帝 天下を制す―秦・漢(天下統一―秦;巨大国家「中国」の誕生―前漢)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

3
原始乱交時代があったという前置きはさておき、農耕文明の初期というのは現在から見ても「自然種から(収穫、食用に特化した)栽培種を作る」「家畜種を作る」「冶金技術を開発する」「今日まで遺跡が残る巨大建造物を建設する」と文明黎明期の人類は超有能。『皇帝』の名で人民家畜化を進めた秦の始皇帝の業績、そして罪状は大きく、《鼎》を保持できなかったことで天に見放されたと見なされ正統から外されている。皇帝の正統は次の《漢》からとされ、孔子は周以降、秦以前だから予言者。皇帝がもっとも珍重したのが《玉》で、その加工技術は今も謎2015/03/10

奴が岳魚

3
資料も豊富でとても良い本だったが、いかんせん著者の思い込み願望が先走っている部分が多く、そう言った澱を取り除きながら読まないといけないため、少し難儀した。例えば先史時代、農耕などが無い頃は私有財産などまるで無く、故に争いの無い平和な世界であった。などと書いてある部分はポルポトか?と目を疑うほどで、馬鹿馬鹿しく少し疲れた2014/10/24

がみ

0
事実は一つですが、著者によっていろいろな解釈があるもんだと思いました。2017/06/29

Masakiya

0
殷ぱねえ。一個師団八百五十人まるごと生贄。人間スープの刑も人間肉味噌の刑もヤバすぎ。2012/01/27

呑司 ゛クリケット“苅岡

0
三国志を読み再度中国史を俯瞰しようと手に取った本。我が国、日本の歴史と比較しても意味は無いだろうが、7000年の歴史と2000年の歴史を見比べて人間のやることは似ていると感じる。歴史は常に勝者の都合で書かれたモノになるけど、事実としての記録と著者の思いとのせめぎ合いなのだと思う。我が国の歴史は70年前に勝者によって書き換えられてはいるが、史実はどうなのか、更に知りたくなった。2023/06/07

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