内容説明
従来の品種に加えて、続々と新品種が生まれている、古くて新しい柑橘類。健康増進に役立つ機能成分をたっぷり含む柑橘類は食べてよし、庭木によし、観賞樹によしと魅力いっぱい。最新情報を盛り込んで、柑橘類の楽しみ方を紹介する。
目次
古くて新しい柑橘類（多種多様な柑橘類；柑橘類のふるさと；日本人と柑橘類；日本における柑橘類の品種改良；柑橘類栽培のすすめ）
１２か月の管理と作業
著者等紹介
根角博久［ネスミヒロヒサ］
１９６３年、広島県生まれ。島根大学農学部卒業。現在、農業技術研究機構果樹研究所カンキツ研究部興津・素材開発研究室主任研究官。柑橘類の品種改良や国内外の遺伝資源を調査・収集し、育種素材化する研究を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きのたん
3
この表紙の写真の柑橘全てに種類の名前を当てたページがあるのだが、みかんとクネンボ、はっさくと夏みかんなどを、区ごとでもなくバラバラに置いて、どうやって見分けたのだろうか。しかも収穫時期も違うものを。合成ではなさそうだし。初生柑橘がベルトのように伸びて広がっていったらしいが、なぜ円状に広がらなかったのか。2020/02/02
さとみ
2
柑橘の本なので、こんどはグレープフルーツの精油を染みこませた別のしおりに挟んでおいた。 栽培の本だが、三分の一ぐらい品種改良の歴史とか栽培背景について書かれている。 挿し木、剪定など(20ページも割かれている)詳しく書かれているが、文字で書き連ねられてもよく分からない。 デコポンは不知火。2018/04/26
mft
1
庭木に一本植えるというより、もっと何本も収穫を目指して育てる技法の説明が多かった。「柑橘類趣味」の園芸という感じだろうか2017/01/14
de sang-froid
0
ミカン目、ミカン科の柑橘類。サンショウもミカン科、そういや青虫付いてるわ。数年前に通販で購入した柑橘の接木苗を地植えにしたら大きくなり、驚くほどたくさんの白い花が咲きました。アリが受粉してくれているみたいで、小さい実も幾らか付きました。味をしめてミカンとスダチの苗も買ってきました。接木のやり方も載ってるのでやってみたい。2014/05/10
