重症心身障害児の教育方法 - 現象学に基づく経験構造の解明

重症心身障害児の教育方法 - 現象学に基づく経験構造の解明

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  • サイズ A5判/ページ数 611p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130560825
  • NDC分類 378

出版社内容情報

重症心身障害児の経験構造―すなわち彼らが他の人間や事物をどのように眺め,どのように把えているか―の解明を通じ,重障児教育の具体的目標と真に有効な教育的働きかけとは何かを探究.困難な重障児教育の実践とフッサール現象学を架橋する研究.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kenji Umebara

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子どもの障がいを、現象学的教育学者は、世界はその子にどのように現れているのかと考えます。たとえばある多動児の場合は、「彼にとっての対象は、身体運動の対象としてのみ存在する」。おもちゃは遊び道具ではなく、つかんだり、放り投げたりするものであって、乱暴なのでも飽きっぽいのでもありません。 彼らを理解するのは難しいことですが、私たちとちがった世界の現れ方があると知っておくことは重要だと感じます。2017/10/29

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