出版社内容情報
実践的な教育学を示す--学校における子どもたちの苦しみと教師の悩みをじっくりと見つめ,その現実から出発して新しい学校論を試みる.また,なぜ今学校を問い直し,学校を「再生」する必要があるかについての問題意識を明確にする.
内容説明
子どもの苦しみと教師の悩み、その現実から出発した学校論の試み。
目次
1 子どもの悲鳴と苦悩から
討論 とらわれから解放されること
2 「言語ゲーム」としての学校文化
討論 効率主義を疑う
3 学級集団を問い直す
討論 子どもの生活をつくるということ
特論 学校を糾弾するまえに―大人と子どもの関係史の視点から
提言 学校を問うパースペクティブ―学習の共同体へ