日本の教育システム―構造と変動

日本の教育システム―構造と変動

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 438p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130513029
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C3037

出版社内容情報

明治近代化以降の学校制度の変遷,いくたびも行われた教育改革,欧米諸国との比較,社会システムとの関係,受験や選抜や学歴社会をめぐる病理,独学や生涯学習への着目など,多面体のそれぞれに照明をあてながら,その構造と変動の全体像を描く.

内容説明

日本の教育システムの基本的な構造をどのようにとらえ、その形成と変動の過程をどう説明するのか―それがつねに、著者のこだわり続けてきた主要な問題関心であり、研究上の主題である。本書に収められた一七編の論文は、そうしたこだわりの産物である。

目次

1 構造(教育の日米関係;教育発展の光と影;試験と学歴の社会 ほか)
2 特質(教育改革の系譜;日本の教育計画;日本の大学評価 ほか)
3 比較(教育計画と教育システム;生涯学習とリカレント教育;大学像の変貌 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

K_1

0
1996年の本。明治から昭和までの教育システムに関する総合的な知識を得るに最適な本。講演の草稿や論文集なので興味のあるところだけかいつまんで読めるし、個別的かつ包括的文集なのですべて読んでもためになる。日本の教育に光が目立ちすぎている頃、天野は同じくらいの影もあるのだと強調し、驕る社会を戒めている。2012/03/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1216203
  • ご注意事項