資本主義は人をどう変えてきたか

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  • サイズ B6判/ページ数 401p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130250849
  • NDC分類 209
  • Cコード C3322

出版社内容情報

資本主義と人間存在との関係の仕方とその変化の諸相を,長期的波動のなかで究明する.〈執筆〉松村高夫・増谷英樹・大門正克・中野隆生・宮本謙介・西出敬一・北村暁夫・樋泉克夫・平田雅博・宮地正人・長志珠絵・金子勝・望田幸男・大日方純夫・成田龍一

内容説明

資本主義の形成とそれを主導力とする近代世界の地球大的拡大は人間と人間生活にどのような変化を強いてきたのか。

目次

1 庶民生活の変化(職人から労働者へ―イギリスの場合;大都市の成立―一九世紀のウィーンと流入民;農民の生活の変化―1900年前後の日本 ほか)
2 境界を越える生活(カリブ海地域の黒人奴隷;ヨーロッパ移民と移民の連鎖;東南アジアの華人とインド人 ほか)
3 「国民」生活の成立(国歌と国語―近代日本の政治文化;租税と財産権―近代国家イギリスの成立;義務教育体制―ドイツと日本 ほか)