出版社内容情報
小中学校での児童への臨床活動のみならず,出生前診断からターミナルケアまで,人が人との関係のなかで発達してゆく道程で直面するあらゆる課題に即して支援をする実践・学問として,発達研究と臨床研究を統合する実践の在り方を示す.
内容説明
出生前診断からターミナルケア、家族の発達まで。ライフサイクルにおける発達援助としての臨床心理学の展開。
目次
1部 発達臨床心理学(発達臨床心理学の発想;発達と心理臨床:発達心理学から ほか)
2部 発達前期(胎児期:出生前診断;乳児期:情動調律 ほか)
3部 発達後期(青年期:アイデンティティの危機;成人期:中年の危機 ほか)
4部 関係性の発達と臨床心理学(発達における共同性;母子関係の発達 ほか)
著者等紹介
下山晴彦[シモヤマハルヒコ]
1957年生まれ。東京大学大学院教育学研究科助教授。博士(教育学)、臨床心理士
丹野義彦[タンノヨシヒコ]
1954年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科助教授。医学博士、臨床心理士
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