目次
第1部 「アウシュヴィッツ」の審問からヘブライ的脱在論へ(『オデュッセイア』とその思想的系譜―「アウシュヴィッツ」と存在神論;「アブラハム物語り」「出エジプト記」とその思想的系譜―キルケゴール、レヴィナスらの解釈、およびヘブライ的脱在論)
第2部 根源悪から他者の証言へ(苦難、他者、証言―「ヨブ記」の物語り論的解釈;根源悪とサタン―「創世記」「ヨブ記」の物語り論的解釈)
第3部 「アウシュヴィッツ」の深淵の過ぎ越し(「アウシュヴィッツ以後」の解釈学―「イエスの十字架死」の物語り論的解釈;現代における「異邦人性」とエヒイェ―「預言者エリヤ」の物語り論的解釈)
著者等紹介
宮本久雄[ミヤモトヒサオ]
1945年、新潟県生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科を経て、カナダ、エルサレム、パリなどに遊学。東京大学大学院教授を経て、現在、上智大学教授。専攻:哲学、聖書学、神学、ヘブライ思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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