社会の教育システム

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  • サイズ B6判/ページ数 293,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130100984
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C3010

出版社内容情報

最晩年のルーマンが,自己のシステム理論の諸概念装置を明快に解説しながら,子供という媒質(メーディウム)と取り組む教育システムの特性を描く.初期から一貫して教育に関心を持ち続けたルーマンのシステム論,円熟の到達点.

目次

第1章 人間と社会
第2章 社会化と教育
第3章 媒質と形式
第4章 相互行為システムとしての授業
第5章 教育システムの分離
第6章 再特殊化―プロフェッションと組織
第7章 自己記述

著者等紹介

村上淳一[ムラカミジュンイチ]
1933年京都に生れる。1956年東京大学法学部卒業。1993年東京大学名誉教授。現在、桐蔭横浜大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷほは

2
後期ルーマンの中ではコンパクトな小著であり、道具立ても比較的シンプルなものだが、なぜだろう、あまり頭に入ってこない。訳書の形式として、本文中に度々訳者による解説が鍵括弧付きで登場し、ただでさえ読みづらいルーマンの文体がさらに読みづらくなっているのも原因の一つと思われるが、問題は18世紀以前を「旧ヨーロッパ」として定義づける歴史学的な成果を念頭に置いているために、それ以前/以後の変化を上手くイメージして論旨を追っていけないからもあるだろう。ブルンナー『ヨーロッパ』等を先に読むべきだったかもしれないが。。。。2017/11/22

ねこみ

2
教育は、他人の頭のなかで起こっていることを思い描く可能性を増大させる。(システム論は未知。)2011/08/25

あーさー

0
院で輪読2007/09/11

舒茨

0
分かりやすい。2018/02/23

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