出版社内容情報
パラワン島での中国軍の大敗北。決着がついたと思われたその時、更なる事態が……!? 米中激突シリーズ、クライマックス!
内容説明
パラワン島に展開する中国軍は、アメリカ海兵隊と“サイレント・コア”により多大な損害を受けた。空母艦隊は“遼寧”を含め壊滅的被害を出し、万単位で投入されていた兵士たちは報復を誓いジャングルへと消える。一方、日米韓軍は中国への包囲網を徹底。勝利を目前とし、戦いは政治の場へ移るかと思われたその時、ゲリラ戦を企み潜んでいた中国軍が、最後の総力戦を仕掛けてきた。国の威信を背負い、決死の覚悟で向かってくる中国軍と、それを迎え撃つ日米韓軍の戦いの結末は?南沙の―世界の勢力図はどう変化するのか?「米中激突」シリーズ堂々完結!!
著者等紹介
大石英司[オオイシエイジ]
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B‐1爆撃機を追え』で小説家デビュー。C・NOVELSに著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アオイ模型店
1
あー、遂にこの日が来ましたかー この結末自体は10年前に書かれていた事ではあるけど、ちょっと唐突だなー。 まあ、最近は出番そのものが無かったんで、潮時だとは思うけど。2013/11/05
カラヤ3
0
パラワンの戦い終了。バカスカ日本側もミサイルなどうちまくったが、こんなに撃ったらじきに弾切れ起こすんじゃないかと思う。今の日本の継戦能力は米軍の補給支援にかかっているんだからな。2016/10/14
ことよん
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ようやく今回のシリーズ終了。司馬さんが、引退というのは、寂しいですね。それにしても、中国は、いつか、このような軍事行動を起こすのでしょうか。軍備拡大、怖い話です。2016/01/31
Kenny00h
0
いやぁ、終わったかー。中国の軍人さんも立派に戦いました。が、しかしだ、あと10年もすればもはや中国には勝てない、みたいなのはねー。第二列島線まで出てくるとか言わずに、平和に商売に勤しんでくれればいいのにね。 ま、それはそれとして、今回はP-1、本業がイマイチでしたなー。まぁ、ワンサイドゲームになっちゃいけないってことみたいだけど。 ま、とにかく、面白かった。エピローグではホロリとしちゃいましたよ。2015/09/14
08041511
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長く読んできたシリーズがなくなるのは悲しい。2014/04/04