内容説明
“妖怪ヶ原”に引っ越して１ヶ月。相変わらずヤンチャなちびっ子妖怪や寺の住職・神宮寺に振り回される秀一は、地元の高校に転入した。新しい友人、部活の勧誘―そんな普通の学園生活は、隣のクラスの美少女・千鶴に「視えるだろ？」と囁かれたことで終わりを告げる。「気をつけろ。七人みさきが出るぞ」謎の忠告の後、秀一は七つの不気味な影に襲われた。そして自分をかばった神宮寺が大けがを負ってしまい！？―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ＠2019.11.2～一時休止
70
高校生活が始まり妖怪以外に登場人物が増えてきました。何気にコダマが活躍しますなぁ。2017/05/27
うしこ＠灯れ松明の火（文庫フリークさんに賛同）
20
地元の高校に転入した秀一。クラスメイトの鈴花から郷土史研究部に入部しないかと誘われますが・・。「妖怪ケ原と七人みさき」。東京で猟奇殺人が起こった。廃墟になった倉庫からバラバラにされた遺体がいくつも見つかり・・「妖怪ケ原と屍食鬼」。シリーズ第２弾。相変わらずイモリと秀一のやりとりが面白かったです。今回秀一はこれまで考えることのなかった自分のルーツと向き合うことになりました。次は早くも最終巻。何だか名残惜しいです。★★★2011/12/28
神城冥†
17
｢妖怪ヶ原と七人みさき｣と｢妖怪ヶ原と屍食鬼｣の二本立て。高校編入で一気に登場人物も増えた。どうやら秀一にも人間の友達もできそうだ。コダマ相変わらず可愛い。井守はツンデレ。しかし、カルロ陽気なキャラだけに最後が残念だなぁ。私的に今回お気に入りは咲耶さん！落ち着いた優しい美形っていいよなぁ。2015/07/06
ピち子
15
◆借物◆ 【○】 前巻同様、同居妖怪達の可愛らしさ＆気色悪さ(笑)は健在♪ ファンタジー(和風)な話だから不思議な事は多々あれど、その最たるモノは“魔鏡”、都合イイだけのアイテムかと思いきや急に反応しなくなったり、使用条件が謎すぎる…けど、ソノあたりの事はこれから明かされていくのかな？ 同級生など登場人物も増え、秀一の人間関係が豊かになってきたのは良かった(^_^) ジンの、対価に値する代償が大きすぎる気もするが、きっと取引とか考えずに代々のカガミを守って来たんだろうな…くぅ～カッコイイ!!2011/07/03
ダージリン
14
新たに始まった学校生活は楽しいもので何より、だが事件の方はけっこう命がけだったりする・・・ジンさんと妖怪たちが助けてくれたとはいえ、秀一くんはいろいろ悩んでいる様子。気になります～続きを読まねば（笑）。2012/02/19
