日本の絵巻 〈19〉 西行物語絵巻

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日本の絵巻 〈19〉 西行物語絵巻

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  • サイズ B4判/ページ数 159p/高さ 35X27cm
  • 商品コード 9784124026696
  • NDC分類 721.2

出版社内容情報

王朝の物語絵巻から中世の合戦絵巻、縁起絵巻などに至る日本の代表作品を網羅。絵・詞ともすべてをカラー版で収載。

内容説明

北面の武士を辞して出奔、諸国行脚の旅に出た放浪の歌人西行法師の生涯を鮮やかにえがく、伝記絵巻の名品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

324
伝・藤原為家(詞書)・土佐経隆(絵)ー13世紀中期のものと、明応9(1500)年に描かれたものを烏丸充広(詞書)。俵屋宗達(絵)ー江戸初期の2本を掲載。オリジナルな趣きを伝えるのは当然前者。空間を十分に生かした伸びやかな構図が特徴の絵。残念ながら退色が甚だしい。後者は江戸期のものだけあって実に鮮やかだが、やや装飾的か。また、西行の白峯訪問や江口の遊女などエピソードも丹念に拾い上げている。西行の後代における人気のほどを如実に伝える。ただし、ここでは歌よりも生き方そのものに重点が充てられている。2021/06/22

AR読書記録

7
わりと断片、錯簡アリなので、いまいち西行の全体像が見えてこない。まあ、後世の物語化が始まったのちの西行像でもあるしな。鎌倉で頼朝に会ったりしてるシーンは見られない。一度は本でも読んでおきたいが、講談社学術文庫か。しかし、娘。出家の妨げと縁側から蹴り落とされるわ、母も出家してしまって他人んちにひきとられることになるわ、父戻ってきたとおもったらあたら若く美しい盛りに出家させられるわ...という視点で見たら、ヒドイ。2015/08/04

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