世界の名著 〈14〉 アウグスティヌス アウレリウス・アウグスティヌス

  • ポイントキャンペーン

世界の名著 〈14〉 アウグスティヌス アウレリウス・アウグスティヌス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 550p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784124000948
  • NDC分類 080

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

12
山田晶先生による「告白」の全文が掲載されています。あまりこの題名についてはポピュラーではないと思いましたが「懺悔録」という題名で出ていたのですね。聖書をかなり読んでいないと理解できない部分があると感じました。ただ文章は非常に読みやすく、このような分野の本では自分でもよく読めたと感じています。2014/08/22

Atsushi Sakamoto

2
アウグスティヌスの『告白録』を10年かけて今やっと読み終えた。 「人間はすべてうそつきである」などおもしろい名言などもあった。なによりも哲学者がesse(存在)そのものに対して探求するのに対して、アウグスティヌスはessentia(存在する者)に対する考察に大いに貢献したのだと感じた。最後の最後で女性蔑視?とも受け取れる発言が出てきてて少々悲しかったが(歴史的に仕方のないことだけれども・・・。)、創造論はまさに「恩恵は自然を回復する」(gratia restituit naturam)という内容だった。2013/10/03

mata-auhimade

2
500ページ近いが8日間で通読した。山田晶氏の翻訳、注釈とも優れていると思った。6章、11章にアンダーラインを多く引いている。情欲に振り回されている箇所と時間、記憶についての箇所に興味を持ったのであろう。しかし近代風の情欲の生々しい場面はなく、その背景を描くのみである。残念。時間論の箇所は精読すれば優に1か月はかかるであろう。しかし自分にはそんな時間の余裕はない。明日からトマス・アクィナスの「神学大全」(世界の名著)同じく山田晶訳にとりかかる。世界の名著の翻訳は、京都大学の学者がかなりを占めている。2013/01/21

安藤スミス

1
アウグスティヌスの告白。懺悔録だけれども、懺悔の本質は告白であるというらしい。読みやすいけれど聖書に対しての知識と理解が深くないとふーん以外の感想がない。知識と教養って言うのはコンテンツを楽しむための基礎である。2022/02/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/228294
  • ご注意事項