出版社内容情報
青春の幻影ともいうべき心の「女神」に似た女性に遭遇した銀行員・明石は、彼女の面影を忘れがたく、ついには拉致監禁という暴挙におよんでしまう……。しかし事態は明石のまったく予期せぬ方向へと進み、殺人事件へと二人を巻き込んでいく。よじれた愛と憎しみの闇に、棟居刑事の推理が冴え渡る傑作長編。〈解説〉坂井希久子
【目次】
第一章 拒まれた幻影
第二章 殺意を培う新居
第三章 逆転した巻き添え
第四章 拉致されたアリバイ
第五章 符合した現場
第六章 第三の死体
第七章 女神の前身
第八章 偶像の破壊
第九章 夜逃げした疑惑
第十章 しまい忘れた婚約
第十一章 分け合えぬ苦悩
森村誠一[モリムラセイイチ]
著・文・その他
内容説明
青春の幻影ともいうべき心の「女神」に似た女性に遭遇した銀行員・明石は、彼女の面影を忘れがたく、ついには拉致監禁という暴挙におよんでしまう…。しかし事態は明石のまったく予期せぬ方向へと進み、殺人事件へと二人を巻き込んでいく。よじれた愛と憎しみの闇に、棟居刑事の推理が冴えわたる!
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県熊谷市に生まれる。58年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、67年退社。69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、76年『人間の証明』で角川小説賞、2003年に日本ミステリー文学大賞、08年『小説道場』で加藤郁乎賞、11年『悪道』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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