中公文庫<br> 眠り姫のロード―スマイリング!〈2〉

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中公文庫
眠り姫のロード―スマイリング!〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122065833
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

「スマイリング!」待望の第二弾! 今度の舞台は、しまなみ海道沿いの島。おだやかな環境で育った伯方島中学校の片山巧海、沢村千佳、西本啓太の三人は自転車で海道を走ることが大好きだった。そんなある日、学校に四台のロードバイクが並んでいるのを見つけた。どうやら、以前、巧海がしまなみ海道で見かけたステファン・ライトマンがプレゼントで置いていったものらしい。三人は、もらった自転車で十月に行われる「ツール・ド・しまなみ」に出場しようと「まっさん」こと正木先生に指導を依頼する。ロードレースに詳しくないまっさんは、困った挙句、自分の代わりに島に地域興しに来た謎の女性を訪ねることを提案するが……。

土橋 章宏[ドバシアキヒロ]
著・文・その他

内容説明

しまなみ海道沿いの中学に通う巧海、千佳、啓太の三人に、ある日、四台のロードバイクが届けられた。なんと世界的ロードレーサーからのプレゼントだという。これを機に「ツール・ド・しまなみ」に出場することを決意した三人は、地域おこしに来ていた女性の桜井にコーチを依頼。だが、しだいに桜井のつらい過去が明らかになり―。

著者等紹介

土橋章宏[ドバシアキヒロ]
1969年、大阪府豊中市生まれ。関西大学工学部卒業。「超高速!参勤交代」で第三十七回城戸賞受賞。2013年に同作の小説『超高速!参勤交代』で作家デビュー。同名映画で第三十八回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。作品も第五十七回ブルーリボン賞に輝く。15年にはシリーズ二作目の『超高速!参勤交代 老中の逆襲』を刊行。同作は16年「超高速!参勤交代 リターンズ」として映画化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

166
シリーズ第2弾!舞台は北海道の函から四国のしまなみ海道に移りました。ツール・ド・しまなみに挑戦と、前作とは別物の話になっていると思っていたら、ちゃっかり前作とつながりをもっていました。レースに向けての熱い想いと、トレーニングでの一生懸命な姿に、自分も頑張らなきゃという気持ちになりますね。前作もそうだったんですが、レースシーンは引きこまれ、ラストはウルッとなっちゃいました。いつか拓海と前作の俊太が、ライトマンと対決するシーンを見たいですね。2018/07/11

きむこ

84
シリーズ第2弾。舞台は瀬戸内海の小さな島。小さな中学校に寄付されためちゃ本格的なロードバイク。ロードバイク初心者の中学生とプロチームのサポート経験があるコーチがレースで優勝を目指す。いーよねぇこういう青春モノ。『風が強く吹いている』のような「流石にこれはありえへんやろ」感はあるものの、それでもしまなみ海道の風が海が自然全部が感じられて、爽やかで温かくて、一気読み。岩熊さんもちょっとだけ出てきてサービス満点。続編で是非シリーズ1の俊太と巧海のコラボを見たいな♬★42021/06/08

みゆ

83
シリーズ第2弾。今度の舞台は瀬戸内の小島。ロード界のスター選手が中学校に配ったロードバイクをきっかけに中学生3人組が「ツール・ド・しまなみ」に挑戦する。今作はチーム戦がテーマ。エース、アシスト、トレイン… 『サクリファイス』で知ったばかりのロード用語に(*´罒`*)ニヤニヤ 今作も旧プロチームメンバーが登場。出来過ぎ展開は否めませんが、それを吹き飛ばす怒涛の迫力!そして才能を見出された少年は東京に旅立ちます。こうして熱き少年たちが集まりチームを作るのでしょうか。続編に((o(´∀`)o))ワクワク 2021/05/21

ユザキ部長

75
自転車バカの連鎖。あの落車事故で解散したチームの魂が引き継がれていく。「俺たちが眠り姫にキスをするんだ」なんてキザの言葉に聞こえても、たゆまぬ努力があるからいい。さあ世界へ!?2020/06/02

猿吉君

70
スマイリング2作目、サクッと読める割に熱くなれ、悪い人が出てこない青春自転車小説、読後も心地よいです。①しかしちょっと短すぎるような、練習とかもう少し長くても良いと思いました。②墓場で寝るのはちょっと(笑)③1作目の登場人物が出てくるが物語には邪魔をしないのが良い。④恋愛要素はあるようで、ほぼ無い。⑤啓太のいい奴感が半端ない、こういう人いそうでなかなかいない。点数80/100→次は3年後にジャパンチーム編とか読みたくなる、そして倍ぐらい長く書いてもらいたいギュッとエキスの詰まった作品でした。2021/06/23

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