出版社内容情報
大学時代、ある事件を引き起こした仲良し三人組。二十五年後、仲間の一人が何者かに殺害され、残された二人は過去の事件との因縁に怯えるのだった――。
内容説明
群馬県榛名山中から、白骨化した女性の死体が見つかった。二十五年前、当時大学生であった三人が轢き逃げを隠すために埋めた死体である。医師、エリート銀行マン、流行作家となった彼らを突如襲う恐怖。その最中、三人のうちの一人が銀行強盗に殺害される。果たして、この死には二十五年前の怨念が込められているのか―。傑作長篇ミステリー。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、埼玉県熊谷市に生まれる。58年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、67年退社。69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、76年『人間の証明』で角川小説賞、2003年に日本ミステリー文学大賞、08年『小説道場』で加藤郁乎賞、11年『悪道』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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