内容説明
病床で「白浜温泉に行きたい」と望んだ余命一年の女が、その二日後に殺された。十津川は小説家志望で無職の息子・雄介に疑いの目を向ける。一方、雄介は母の言葉が気になり南紀白浜に向かうが、乗車した特急“くろしお”が爆破されてしまう!雄介を尾行していた三田村刑事と北条早苗から報告を受けた十津川は、ある推理を胸に南紀へ飛んだ!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。63年オール讀物推理小説新人賞「歪んだ朝」で推理作家としてデビュー、65年『天使の傷痕』で第一一回江戸川乱歩賞を受賞。81年『終着駅殺人事件』で第三四回日本推理作家協会賞を、2004年にはミステリー小説界での多大な功績が称えられ、第八回日本ミステリー文学大賞を、10年には長谷川伸賞を受賞する。01年10月、神奈川県湯河原に「西村京太郎記念館」を開設した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あきさん
1
さらっと読了。南紀白浜に行ってみたくなりました。これが西村作品の良いところ。2017/03/31
かずお
1
そういう動機かと最後には納得。2016/08/22
こぺたろう
1
初めて読んだ、十津川警部シリーズ。和歌山にまつわる話だったので手に取ってみた。 内容は軽い。2時間かからず読んだんじゃないかな、謎解きの要素も特になく。中盤ちょっと読ませる感じになったのが印象的。 2015/12/27
蕃茄(バンカ)
1
今まで読んだ商業小説の中で底を抜いて稚拙な文体でひっくり返った2016/01/19