中公文庫<br> 幻想即興曲―響季姉妹探偵 ショパン篇

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中公文庫
幻想即興曲―響季姉妹探偵 ショパン篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122060777
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

夫の刺殺容疑で逮捕された美人ピアニスト。じつは殺害時刻に別の場所でショパンを弾いていた!?―四十年前の事件の手がかりは、それを題材として書かれたミステリー小説のみ。担当作家から原稿を預かった編集者の響季智香子は、新米ピアニストの妹の協力を得て超絶推理に挑む。天然姉妹の会話と推理が光るシリーズ第一弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

left7

31
作品全体の流れが西澤さんらしいなと感じた作品でした。序盤から中盤は読み飛ばしてしまいたくなるような流れを作り、終盤で序盤から中盤に潜ませている伏線を回収していくというものでした。毎回このパターンにやられるのですが、今回もいつも通り序盤から中盤をおざなりに読んでしまい、終盤で驚き、感心させられてしまいました。年に一冊ぐらいは西澤さんの作品が読みたくなってしまいます。2016/03/16

coco夏ko10角

25
響季姉妹のシリーズらしいけど、過去の殺人事件の方がメインといった感じ。最初は謎にあまり惹かれなかったけど、後半面白くなっていった。肝心の姉妹の出番が少なかったので次があるなら活躍をもっと見たい。2017/06/17

tario

13
女性たちが手と手を繋いで輪になってぐるぐる回っているその中心でポカンとした顔で正座してる、そんな感じの本。2015/03/11

空箱零士

8
★★★☆ 響季姉妹がゆるゆりにいちゃいちゃしたり、麻里ちゃんが茂森くんにツンデレると思ってたんですけど(憤怒)。それはともかく、時代背景の書き方が丁寧です。キャラの述懐の流れも丁寧で、推理小説とキャラ小説との両立自体は出来ていると思う一方、推理小説側に引っ張られて説明的な話や台詞がやや目立ったのは残念。キャラの造形自体は上手いと思うので、もう少しキャラを自由に動かして良かった気はする。この作者の二冊目を読むとしたら、本気で本格やりに行ってる奴か、キャラ小説に吹っ切れた奴かな。これはちょっと、どっち付かず。2018/02/08

うちのたま知りませんか

7
読了。 読み応えがあった。 シンプルに考えることが真相にたどり着く近道。 シリーズらしいので、追っていきたい。2015/03/09

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