中公文庫<br> 十津川警部影を追う

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中公文庫
十津川警部影を追う

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  • サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122058170
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

〈シャドーX〉を名乗る者から十津川班に対する殺人予告が。そして部下の亀井が爆破物で、西本と日下がトラックに追突され重傷を負った。十津川の怒りは頂点に!

内容説明

捜査が難航している殺人事件の犯人を教えたり、ある人物の殺害を予言し的中させる手紙が何通も警視庁へ届いた。差出人はいずれも“シャドーX”。正体を探り始める十津川班に“シャドーX”は宣戦布告し、翌日には亀井が乗ったエレベーターが爆破された。激怒する十津川も過激な報復にでる。そして恐るべき「平成維新計画」の全貌が露わになる!?

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。63年オール讀物推理小説新人賞「歪んだ朝」で推理作家としてデビュー、65年『天使の傷痕』で第一一回江戸川乱歩賞を受賞。81年『終着駅殺人事件』で第三四回日本推理作家協会賞を、2004年にはミステリー小説界での多大な功績が称えられ、第八回日本ミステリー文学大賞を、10年には長谷川伸賞を受賞する。01年10月、神奈川県湯河原に「西村京太郎記念館」を開設した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

109
社会派を目指した西村の書きたかった話だろう。 情報管理社会と立ち向かう十津川警部。 途中から,やけに規制がゆるくなる。 結論を急ぎ過ぎではないだろうか。 できれあ,最期の5分の一あたりに加筆をお願いしたい。2012/02/01

かたばみの花

9
今後あり得ないと言い切れない。国民の総番号制に絡む物語。こわいわ。2013/09/13

クジラ

2
発煙筒を屋根にぶん投げてボヤ騒ぎを起こした混乱に乗じてアジトに侵入する十津川警部たち。やり口はなかなかの暴力的なものである。この小説は,全般的にド派手な描写が多く見られ,非日常的なスカッとした気分を味わえた。2022/08/31

mercury

2
すごい大事件だった!2013/11/26

義輝仮面

1
【★★★★★】十津川警部が発煙筒を家にぶん投げて放火騒ぎ起こしたり、敵の部下を拷問同然ではかせたりと警察がやるとは思えないやり方だが、それ故にめっちゃはっちゃけていて面白い作品だった。国民に番号というのは今見ると笑えん・・・刊行時期的に予言が少なからず当たったな・・・。 2019/04/15

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