中公文庫<br> 堂島物語〈1〉曙光篇

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中公文庫
堂島物語〈1〉曙光篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122055193
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

米が銭を生む街、大坂堂島。米問屋である山代屋へ、十六歳と遅れて奉公に入った貧農の倅・吉左には「暖簾分けを許され、店を持つ」という出世の道は閉ざされていた。しかし、刻々と変わる米相場の世界を舞台に、相場師としての才能を発揮していく。本格時代経済小説の登場。

著者等紹介

富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
1961年、北海道生まれ。98年に第四回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BlueBerry

30
かなり引き込まれて時間を忘れて読みました。面白いサクセスストーリーですね。2以降も楽しみです。かなりお勧めです。2013/08/06

財布にジャック

22
富樫さんの時代物もなかなかいけてました!まだ一巻目なので、この先が楽しみです。2022/07/02

水無月

15
富樫倫太郎さんの時代小説は初めて。しかも経済小説でちょっと難しいかな?と思ったけれどストーリーに引き込まれて難なく読み終えた。続きを直ぐ読みたかったが2巻が手元に無く残念😰2022/04/19

hiromi go!

15
百姓家の口減らしのために、大阪堂島の「山代屋」という米問屋に丁稚奉公に出た吉左(キチザ)の物語。丁稚として雑用に追われながらも、早々に米相場師としての頭角を現します。2巻では、先輩丁稚が米相場で抱えた借金を、米相場で取り返しに行きます。楽しみです。2013/06/23

miya@kazeoshi

10
貧しい小作の息子 吉左は、継母に疎まれ、16歳にして堂島の米問屋へ奉公に行くことに。丁稚として、忙しく働く一方、米取引を知るうち、商人として大成する夢を抱くようになる。小作の子として暮らす苦労を知り、素直さと聡明さを持つ働き者の吉左。いい子過ぎて、応援しないわけにはいかないです。江戸時代に、すでにこのような取引があった事も興味深いこの堂島物語、次巻へ急ぎます。2015/09/19

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