中公文庫<br> いのちの螢―高瀬川女船歌〈2〉

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中公文庫
いのちの螢―高瀬川女船歌〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122053755
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

公金横領の冤罪が晴れた元尾張藩士の宗因は、国元へ帰らず京都・高瀬川で居酒屋「尾張屋」を開き、無愛想だが旨くて安いと評判になっていた。一方、娘のお鶴は旅籠「柏屋」に嫁ぎ、忙しくも幸せな日々を過ごしている。ある夜、仰々しい振り袖姿に裸足で歩く面妖な若い女が尾張屋に現れ、客の鰺にかじりつき、じっと宗因を見つめた…。

著者等紹介

澤田ふじ子[サワダフジコ]
昭和21年(1946)、愛知県生まれ。愛知県立女子大学卒業後、教師、西陣綴織工を経て作家に。57年『陸奥甲胄記』『寂野』で吉川英治文学新人賞を受賞。平成16年度京都府文化賞功労賞を受賞。19年には著作百冊を記念し自選短編集『これからの橋』を上梓した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コニタン

3
心が冷える短編集なので、澤田ふじ子はこれで打ち止めにします。澤田ふじ子の作品は2作品しか読んでいませんが、楽しくない!2015/03/28

marumichan

0
連作短編集ですが、表題作、いのちの蛍、に泣かされました!母を思う健気な子供の罪を宗因はどう裁く?2012/09/18

TM

0
宝塚図書館2023/08/31

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