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中公文庫
うまいもの・まずいもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 211p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122047471
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C1195

内容説明

食べ物を語らせたらとまらない食通三巨頭による爆笑鼎談。「懐かしい味」から「怪しい料理」まで、それぞれの食べ物の思い出は、様々な色、匂い、形、咀嚼する音でいっぱい。そんな愉快な三重奏から、時代の様子や文化の不思議がみえてくるから面白い。中公文庫版特別付録として巻末に在留邦人作家による「世界のうまいもの・まずいもの」を掲載。

目次

うまいもの・まずいもの
食の博物誌
日本を広告する
中公文庫版特別付録 世界のうまいもの・まずいもの(イタリアは「うまい」も「まずい」も南北差あり(タカコ・半沢・メロジー)
やっぱりイギリスはまずかった?(甲斐美都里)
フランスの味覚は背徳の官能に洗練された(伊藤文)
番外編 「京都人」が感じる「東京のまずいもの」(甲斐美都里))

著者等紹介

赤瀬川原平[アカセガワゲンペイ]
1937(昭和12)年、横浜生まれ。画家・作家。武蔵野美術学校中退後、『櫻画報』その他のイラストレーションの仕事をする。1979年、尾辻克彦の名で書いた「肌ざわり」で中央公論新人賞、1981年、「父が消えた」で芥川賞を受賞

東海林さだお[ショウジサダオ]
1937(昭和12)年、東京生まれ。漫画家。早大在学中に漫画研究会に所属し、1967年、『新漫画文学全集』で脚光を浴びる。1970年、第一六回文藝春秋漫画賞、1995年、『ブタの丸かじり』で第一一回講談社エッセイ賞、1997年、『のほほん行進曲』で第四五回菊池寛賞を受賞、2000年紫綬褒章受章

奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
1944(昭和19)年、大阪生まれ。フランス文学者・随筆家。東京大学文学部仏文科卒業。1981年『虫の宇宙誌』で読売文学賞、1991年『ファーブル昆虫記』(全八巻)で産経児童出版文化賞、1995年『楽しき熱帯』でサントリー学芸賞(社会・風俗部門)、2001年『斑猫の宿』でJTB旅行文化賞紀行文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なめこ

2
食べもの描写の大家・東海林さだお、生物学者の奥本大三郎、そして絵から小説から路上観察から縦横無尽な赤瀬川原平。この三人の鼎談と対談。話はあっちへ行きこっちへ行き、とりとめないが一貫している。あーおもしろかった。2016/07/16

イワハシ

1
2013年に読了していた。まったく気付かず最後まで読んでしまった。3人の対談鼎談だが、話者に差異が少なく、誰の発言か分かりにくい。古い本でもあるし、今読んで得るものは少なかったかな2021/02/05

rakuda

0
軽くサクサクっと読めました。2011/07/07

三月★うさぎ

0
最初の鼎談、3人の話が噛み合ってない。中身の薄い本だなぁ。2009/03/14

アルパカさん

0
いわゆる焼け跡世代三人組の鼎談。一応テーマは食べ物となっているものの、本当なんだか思いこみなんだかわからない話はあっちに行ったりこっちに行ったり、酔っぱらった年寄りのヨタ話を聞かされている気分になった。それと、やっぱりこの世代にとっては良くも悪くも「日本」という枠組みが確固とした拠り所になっているんだなと。2018/08/25

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