中公文庫
マンガ 日本の歴史〈50〉大日本帝国の成立

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122033634
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1121

出版社内容情報

明治二十三年七月、東洋初の憲法の下で実施された最初の衆議院選挙の結果は、民権派が多数を占め、反藩閥政府の民党が過半数以上の議席獲得となった。

内容説明

日清戦争後、列強の利益獲得競争は清国ばかりでなく韓国にも及び、特に日本とロシアがしのぎを削った。独立自衛のための生命線確保を目指し、大陸への膨張政策をとりだした日本にとって、ロシアの南下政策は大きな脅威となっていた。そうした状況下、日本はロシア牽制のため、英国との同盟を模索する。

目次

序章 義和団、跳梁す
第1章 日露戦争前の日本
第2章 日露戦争と戦時下の日本
第3章 近代化・産業化への歩み

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

20
日清戦争後の清国衰弱。仏、米、伊、続々と中国大陸に足掛かり。満州、蒙古、中央アジアの権益独占を狙う露が満州に8万の大軍を送り込んでいたのが、日露戦争に至る一因。日英同盟を結び、露に国交断絶の公文を送る。日露戦争は佐世保から仁川上陸、露艦隊に夜襲を仕掛けたことで勃発。金融恐慌が発生し、国内では凶作、廃兵を抱えた一家が困窮に。安定した戦略経営のため韓国と満州の植民地経営は鉄道建設を。国を挙げての産業化、紡績・製糸業は飛躍的発展、産業組合が組織化。そこまでしなければ、どこかの植民地化は避けられなかったのか?2022/03/15

ふろんた

8
日清戦争後、清をめぐる利権争いは拡大する。欧州列強国に肩を並べるべく日本とロシアの間に軋轢が生じる。英国との同盟を選択し日露戦争へと突入する。2014/09/25

greenman

2
日露戦争前後の日本。ロシアと交渉する伊藤博文と、イギリスと交渉する小村寿太郎。結局日英派がおしきり、戦争に突入。2011/11/15

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