中公文庫<br> モロッコへ行こう―ダヤンのスケッチ紀行

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中公文庫
モロッコへ行こう―ダヤンのスケッチ紀行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 160p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122030923
  • NDC分類 294.34
  • Cコード C1195

内容説明

さあ、ダヤン、でかけるよ!旅人を職業とすることを決意した人気キャラクターのデザイナーがスケッチブック片手に旅に出た。まずはアラブとアフリカの混ざったような国モロッコへ。人も土地も濃い国と聞き、気合いを入れてかかろうと、迷宮に迷い込んでサハラ砂漠を目指し、ヒトコブラクダに乗ってみる―。カラースケッチ紀行第一弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

69
ダヤンのスケッチ紀行第1弾はモロッコ篇。古書店の105円コーナーで見つけたので買ってみた。著者は、この表紙のダヤンと「ワチフィールド」のシリーズを描いている池田あきこさん。妹さんとの2人旅だ。おそらくは事前におおよその日程と行程とが決まった旅なのだろうが、彼女たちもなかなかに旅の達人なのだ。およそ10日間ほどの旅だと思われるが、自分がそれと同じ期間モロッコを旅して、はたしてこれほどのものを得られるだろうかと思う。旅の途次で描かれたスケッチがまた、たしかに写真以上に旅の感覚や人々の表情をよく伝えている。2013/05/08

yomineko@猫と共に生きる

67
読み友様からのご紹介本です。ご自分を猫に例えて妹さんとモロッコへの旅、羨ましい限りです!絵が描けるとメリットしかないですね。モロッコはアルジェリアの近く。学生時代ニ外が仏語だったのでアルジェリア人とメールしていた事を懐かしく思い出す。モロッコでミントティーを散々飲みつくしたいです。フランス語が通じるのが嬉しい。アラビア語はもう諦め気分💦サハラ砂漠、いいなぁ~ラクダ、いいなぁ~😊2022/04/05

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

58
百貨店でダヤン展をのぞいて池田あつこさんに興味をもった。この本は、スケッチ紀行第1弾のモロッコ編。池田さんは「生きている地球もそこに暮らす人々も、私のちっぽけな想像力を吹っ飛ばすほどエキサイテイング」と語る。今回のモロッコは、リゾート地やラバト・カサブランカなどの大都市をあえて避け、迷宮感のある古い都市フェズとマラケシュ、そしてサハラ砂漠などを旅する。街の景色はもちろんのこと、そこに暮らす人々、タジンやクスクスの料理、ロバやラクダなどを紀行文とスケッチで紹介。スケッチでしか味わえない世界があった。2019/10/10

ミユ

44
モロッコ、行ってはみたいけどちょっと怖いと思う国の一つ。そんなモロッコの、有名リゾート地とはやや離れたマラケシュやフェズに池田さんは持ち前の好奇心と行動力で行ってしまう。スリリングかつ不便な状況も楽しみ、現地の方々と身振り手振りの会話をし、迷宮都市もガイドなしでどんどん進む。このフットワークの軽さとアグレッシブな精神は見習いたい。そして池田さん、可愛いイラストだけでなく、リアルなタッチのイラストもすごいので写真とはまた違った温かい味わいのある旅行記。ときどき出てくるダヤンやその仲間たちがまた可愛いんだ。2014/11/03

ジュール リブレ

17
ダヤンのスケッチ紀行シリーズ…今度はマグレブ、モロッコの国。砂と赤いレンガに囲まれた不思議な国。何事も前向きに楽しもう、そんな楽しい紀行文。なかなか好きです。(*^^*)2011/05/31

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