中公文庫<br> 東南アジア紀行 〈上〉

中公文庫
東南アジア紀行 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p
  • 商品コード 9784122006416
  • NDC分類 292.3

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はら

13
少し古い本だけれども、学術調査とはこういうものなのかと分かって知的好奇心が満たされた。国から豊富な資金が得られて、物価の安い国だったら悠々自適な生活を送りつつ調査ができるものだと思っていたからこんなにも金銭面で苦労するんだと少し驚きだった。 学術調査と聞くと少しお堅い感じがするが、生き生きとした筆致で語られる異国の風景や、異国の人々との交流の様子は旅行記の趣も感じられる。そういう点でも面白かった。 2018/08/09

たみす

2
タイに行って(あれっカンボジアとかにも行ってる?)異文化を経験する紀行文。梅棹さんの日本っぽいこと感じる感性が私とは少しずれていて、そんな梅棹さんがタイ人を見てどう反応するのかも異文化として読めるというメタ的な読み方ができた。(メタメタではない)2012/05/21

かりん

2
5:久々の梅棹本。50年前の紀行文です。視点が鋭く、筆致も軽やかでおもしろい。水路以外も全部水。単に生活様式の差。「アジア的な貧しさ」の虚像。予備知識がなく、観察眼がなかったら、何年いても何も気がつかない。アンコール・ワットには坊さんがいた。他人に支配されることを知らない顔。生理作用。タイには「哲学」というものは存在しない。宗教は芸術ではない。国民皆僧。ナン・ジープン。2010/02/20

(ま)

1
バンコク行きたい2017/07/28

hiratax

1
旅に持っていく本としてこれはかなり推薦作。 関西人としての梅棹忠夫がうかがえる。 その国の経済や紋切り型の文化を見るのではなく、 自然や風習の観察から入る視点が良い。2013/11/24

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