中公クラシックス
東山時代に於ける一縉紳の生活

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  • サイズ B40判/ページ数 120p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121601278
  • NDC分類 210.46
  • Cコード C1210

内容説明

一公卿の生活を通して知る日本文化史の諸相。該博な学殖と明快な論旨の名著。

著者等紹介

原勝郎[ハラカツロウ]
1871~1924。歴史家。盛岡市出身。旧南部藩士原勝多の長男として生まれる。盛岡中学校、第一高等学校を経て、東京帝国大学文科大学史学科に進学。卒業後は大学院に進む。一時陸軍に入営するも、第一高等学校教授に、さらに英仏米に留学後は京都帝国大学文科大学教授に就任。西洋史を専攻するが、日本史にも通じていた。鎌倉~戦国時代を「日本中世」と区分し、同期の研究の拡充に努めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Lieu

1
乱世で人心の荒廃していたと思われがちな足利時代について、生活に困った公卿が文化の箔を付けたい地方有力者の求めに応じて遍歴するなどして、公家文化が日本各地に浸透した「日本のルネッサンス」という評価を下す。公家と武家の持ちつ持たれつの関係など、さながら当時を見てきたかのように叙述する文章の、何と生き生きとして面白いことか。2022/06/18

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