出版社内容情報
メーカー撤退、ツアー減少、そしてゴルファー激減。ゴルフはこのまま日本から消えてしまうのか?復権のカギは2020年にあり!
内容説明
少子高齢化やライフスタイルの変化により、市場規模の縮小がますます進むゴルフ。人気メーカー撤退やギャラリー数減といった暗い報道も続く今、「このままでは日本からゴルフが消えかねない」と警鐘を鳴らすスポーツライターがレポートと提言をまとめて緊急出版。五輪こそゴルフ復権のラストチャンスだ!
目次
第1章 2020年、日本からゴルフが消える
第2章 ゴルフとの距離を遠くしたもの
第3章 「プロ」たちの現実
第4章 消え始めた「ゴルフ場」
第5章 復権のカギは「若い世代」にあり
最終章 ゴルフ、始めましょうか
著者等紹介
赤坂厚[アカサカアツシ]
1959年、北海道生まれ。スポーツライター。82年日刊スポーツ新聞社に入社し、同年からゴルフを担当。文化社会部、スポーツ部、東北支社でデスクを務め、2012年に同新聞社を退社。現在フリー。日本ゴルフジャーナリスト会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_海竜
84
どのスポーツも少なくなる競技人口、人の取り合い。今後の日本ゴルフがどうなっていくのか、現状も含めて認識できた。平日・昼食付きで今や4,000円台もあるプレーフィー。サッカー(FIFA)やF1、アジア開催し盛り上がった例もあり、米PGAツアーやヨーロッパツアーを日本で開催しても良いと思う(2016年米PGAが東京支社設立)。練習場は女性が少ないが、今行っているレッスン(シミュレーションゴルフ)は若い女性が約8割。環境を良くしさえすれば人は集まる。東京オリンピックもあり、書かれている潜在競技人口に期待したい。2019/06/15
きょちょ
21
ゴルフ人口はピークの時に比べ、約3分の2。 私のメインコースも、メンバーは半減だ。 本書は目新しい内容ではないが、打開策の1つとして、19・20歳の人のプレーフィーを無料にするというのは大賛成。 安くなったとはいえ、やはり敷居の高いスポーツ。 練習場ではなく、1度でもコースに出てプレーすれば、ゴルフの魅力に気づく人も多いだろう。 ★★ 2017/04/27
mazda
17
初期費用がかかるし、プレー代金、道具代と、かなりの出費になるから、なかなか始めるのは難しいかと…。おまけに、ちょっとゴルフを知っているオヤジの、あのウンチクがいやなんだよな…。見るのは好きですが、プレーするのは苦手、というのが私のスタンスです、はい。2019/06/25
Kentaro
2
ダイジェスト版からの感想 ゴルフは業界全体で約53%減となり、下降幅が突出している。ゴルフのイメージは「お金がかかりそう」といった内容がとても目立つ。「接待」といったイメージから、「贅沢」「お金がかかる」と思われている。団塊の世代が70代に突入する2020年が、それから先にゴルフが消えるかどうかの正念場になると懸念されている。ゴルファーを増やしていかない限り、ゴルフ業界が苦境に陥るのは「明白」である。 ゴルファーたちに提供すべき価値とは何かを考え、かつてのイメージから変えていく努力が、今後一層必要だろう。2018/03/12
カモシホ
2
ゴルフが好きで良くやってます。ゴルフ業界の発展の為に、ゴルフをやった事が無い若い人をゴルフに連れて行く。これが自分に出来る事かなと感じました。本に書いてあるようにもう少し気軽に出来るといいと思います(^^)2017/07/22