出版社内容情報
作家、歌人、詩人、映画監督らの素顔、原爆の悲劇、そして「おぞましい言葉」、「北の核」まで…06年下半期の竹内筆を一冊に。
内容説明
いじめ自殺など多難な出来事のかずかず…暗い世相に向かって、コラムニストの筆先は一滴の灯をともすべくすすみ出します。さみしさときびしさに満ちた熟達の名調子。06年下期収録。
目次
総裁のいす
橋本竜太郎氏逝く
いい旅を
愚かな釣り人
「惜命」隠れなし
辞書を読め
朝寝坊の子供
心の「傘かしげ」
「けつ」の話
「運」の貯金〔ほか〕
著者等紹介
竹内政明[タケウチマサアキ]
読売新聞論説委員。1955年、神奈川県生まれ。79年、北海道大学文学部哲学科、宗教学専攻卒業後、読売新聞に入社。長野支局を経て、東京本社・経済部で財政、金融などを担当。98年に論説委員会に移り、2001年7月から朝刊一面コラム「編集手帳」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
6
2006年上期の編集手帳です。この短い分の中に季節感の言葉やそれに関する詩歌などを取り上げ最後に最近の時評をピリッとワサビの利いた感じで入れているのは大したものだと感じます。2014/05/28
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
2
先日、某番組で読売新聞 朝刊の編集手帳が取り上げられていて気になったので読んでみた。勉強になる話もあったが文章の書き方が朝日新聞 朝刊の天声人語に比べて甘いので物足りない。2010/12/19
sho
1
知識が広いこともわかるし、毎日一定の文字数を書くのは本当にすごい。けどもうちょっと中立的でもいいんじゃまいかと。2009/08/29