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中公新書
地震の日本史―大地は何を語るのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 268p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121019226
  • NDC分類 453.21
  • Cコード C1244

出版社内容情報

日本の歴史は地震の歴史。人の記憶や文献にないことでも、地中にはさまざまな地震の痕跡が残っている。物証を探して、揺れの連鎖を跡づける。

内容説明

日本の歴史は、地震の歴史だと言っても過言ではない。人の記憶に残らず、文書に記述がないからといって、地震が存在しなかったと速断するのは大きな間違いである。地層を掘ってゆけば、地震の際に発生する噴砂や地滑りなどが、いつ、どのようにして起きたのかを、土や砂が雄弁に物語っていることに出会う。本書は、「地震考古学」を確立した著者による、日本歴史を地震の連鎖として描く異色の読み物である。

目次

第1章 縄文時代~古墳時代
第2章 飛鳥~平安時代中期
第3章 平安時代後期~室町時代
第4章 安土桃山時代
第5章 江戸時代
第6章 江戸時代末期
第7章 近・現代
終章 二一世紀の地震

著者等紹介

寒川旭[サンガワアキラ]
1947年(昭和22年)、香川県に生まれる。東北大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。通商産業省工業技術院地質調査所および独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員を経て、産業技術総合研究所招聘研究員、京都大学防災研究所客員教授。地震考古学・地震地質学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コサトン@自反尽己

6
我々の足下には大地がある。その日本の大地が長年どういう変動を経て今日まで至ったか、それを縄文時代から日本の歴史と照らし合わせながら綴った大変興味深い一冊。もっと読まれていていいはずの書である。(レビューは後ほど加筆修正予定)【書】2011/09/08

桑畑みの吉

1
同じ書名で2冊登録されているが、こちらは2007年の古い版となっている。改訂版の方では2011年の東日本大震災が追加されていると思われる。本書では縄文時代から2007年新潟県中越沖まで各地で起こった地震を当時の文献や地質調査から解説する内容となっている。基本的にはxxxx年に○○地方で□□の被害と△△△人が被災したという内容の繰り返しなので正直段々退屈になってきた。しかし家屋の倒壊により圧死だけではなく、その後の火災や津波による被害も甚大であることは歴史の教訓として学ぶ必要があると今更ながら感じた。2020/06/07

motoshi

1
地震となまずの関係は、豊臣秀吉と関係あったのですね。(p89参照) 2008/01/26

michi

0
かなり勉強になった。こわい。2011/05/27

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