内容説明
幕末の加賀に迫る開国の大波―幕府の謀略に父を奪われ囚われの身となった青年藩士は厳冬の白山を越え、江戸へ走る!
著者等紹介
谷甲州[タニコウシュウ]
1951年兵庫県生まれ。青年海外協力隊などを経て作家デビュー。SF小説、冒険小説、山岳小説など広い分野で高い評価を得ている。96年「白き嶺の男」で第15回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mushoku2006
4
七尾港が開港地候補だったとは知らなかった。 しかし、それを知ったこと以外は、この小説を読んだ収穫はゼロだったな。 期待してたのになあ・・・・・・。 全く面白くなかったし、強引過ぎて理解もしにくいストーリーだった。 時間と図書館のリクエスト枠を1冊分無駄にしただけでした。2014/05/09
oct
2
安政の大獄のサイドストーリーか。山のところは流石に面白かったのだけど… 。シークェンスの一つ一つが中途半端。残念…2014/05/15
いちはじめ
1
能力は低くないのに周囲からいいように利用されまくる主人公は時代小説としては異色かもしれないが、上層部の思惑を知らされないまま辛酸をなめる現場の人間の視点から描くのは、「航空宇宙軍史」や「覇者の戦塵」でもお馴染み、作者の得意パターン。2014/05/27
matsu0310
1
☆☆2014/05/19
Ryan
0
図書館でふと手に取った本。淡々と描かれているが、中々面白い。冬山、大変だ。2017/02/23