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ふたたび、時事ネタ

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120041310
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

安倍首相のもと自民党が参院選で大敗した2007年、福田・麻生政権迷走の2008年、鳩山連立内閣が誕生した2009年、そして…ニュースは最終回のない連続ドラマだ。激動の3年を斎藤美奈子が一刀両断。『婦人公論』人気コラム、単行本化第二弾。

目次

2007年(教育基本法をめぐる二つの「集会」;納豆もクサる、お見事な空想科学番組;不二家騒動にみる「中悪叩き」の法則 ほか)
2008年(『ミシュランガイド東京2008』は星いくつ?;昭和三〇年代を美化する風潮に疑問あり;『広辞苑第六版』をのぞき見すると ほか)
2009年(平成の労働難民、むき出しの資本主義;日米グリーン・ニューディールの転がる先は?;歴史に残る、総理大臣の新自由主義敗北宣言 ほか)

著者等紹介

斎藤美奈子[サイトウミナコ]
1956年新潟県生まれ。児童書の編集者を経て、94年近代文学評論『妊娠小説』でデビュー。以後、各紙誌で文芸評論や書評を執筆。2002年『文章読本さん江』で、小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ太

8
塩野七生さんの本の直後に本書を読む。著者の政治思想、心理を素人が単純に分類しちゃいかんが、あえて二つに分けると、塩野さんは右の人、斎藤さんは左の人。なんの政治理念もない中途半端な私、どちらの著作にも納得させられ、右に左にオロオロするばかり。切れ味鋭い論調にすかっと致しました。2010/09/15

のんき

2
2007年から2009年にかけての時事コラム。私の頭ではなんか腑に落ちないんだけど言葉にはできずモヤモヤしてるだけだった事柄が、すぱっと文章に整理されて提示され、モヤモヤが吹っ飛ぶ爽快感があった。2010/10/14

katta

2
喉もと過ぎれば熱さを忘れる、とはよく言ったもので、あんなに大騒ぎしていたことが、遥か彼方なかんじ。去年の今頃のノリピー騒動もすっかり忘却の彼方。この3年間って政治経済とも大変だったけど、思い返すとなんだか喜劇みたい。今もその最中かな。2010/07/30

千葉さとし

1
前作同様、雑誌掲載のコラムを集めた斎藤美奈子の時評。媒体がDAYS JAPANと婦人公論だからか、比較的穏当です、この方にしては(笑)。あのですね、近過去の時評を読んでアクチュアルではない、ってのはいささかお門違いではないかと。本書のようにその時点での問題の指摘やツッコミを見なおすことで、現在の問題についてもまた考えられるようになるのが良いわけで。2007年から2009年まで、日本の政治が変わるときにどういう反応があったのか、その後何が起きたかと自分の中でつなげ直して、同じ過ちをしないためにも(苦笑)、あ2011/11/21

時折

1
とはいってもやっぱり時事ネタってやっぱり古びるのが早いですね。2011/03/11

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