出版社内容情報
二千年余にわたる歴代王朝の歴史を貫く「大一統」の観念とは何か。十二人の皇帝の事績をとおして、中国文明の本質を読み解く。
内容説明
二千年以上に及ぶ歴代王朝の歴史を貫く「大一統」の観念とは何か。始皇帝から宣統帝溥儀まで、十二人の皇帝の事績をとおして、中国文明の本質を読み解く。
目次
皇帝と「大一統」の観念
秦の始皇帝 〓(えい)政
漢の高祖 劉邦
漢の武帝 劉徹
魏の武帝 曹操
唐の太宗 李世民
唐の則天武后 武照
唐の玄宗 李隆基
宋の徽宗 趙佶
元の世祖 クビライ〔ほか〕
著者等紹介
稲畑耕一郎[イナハタコウイチロウ]
1948年、三重県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授。これまでに南開大学東方芸術系客員教授、北京大学中国古文献研究センター客員教授などを兼任。専攻は中国古代学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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