内容説明
隕石、小惑星との衝突は地球を壊滅させる!?隕石等によると思われる、20世紀に起きたシベリア、アマゾンでの大爆発事件などを詳細に分析し、人類の今後の課題として警鐘を鳴らす。
目次
ツングース火の玉爆発事件(一九〇八年六月三十日;閃光走る ほか)
アマゾン川源流爆発事件の真相―一九三〇年熱帯雨林に隕石が落下(事件のあらまし;フェデーレ・デ・アルビアノ神父が播いた種子 ほか)
ニュージーランド・ツングースカ事件(問題の概観;タパヌイのクレーター様凹地 ほか)
カンボジアに七〇万年前、小惑星が衝突した―オーストラレージア・テクタイトの成因(フォードの挑戦;ムオン・ノン型テクタイト ほか)
世界のテクタイト・スケッチ考(モルダバイト形成のシナリオ;ロシア産イルギザイト ほか)
エピローグ(コスミック・ハザードとしての衝突;ニアミスは語る ほか)
著者等紹介
金子史朗[カネコシロウ]
1929年、東京に生まれる。東京文理科(現筑波)大学地学科卒業。理学博士。ニューヨーク科学アカデミー会員。アメリカ科学振興協会会員。Charles Darwin Associates
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