内容説明
これは小説か、エッセイか?リセット(ゼロ発信)で始まった2000年を綴る赤瀬川原平の日録風世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toshi
7
小説だと言い張っているけれど、日記ですね。2019/02/07
akko
3
2000年に読売新聞に連載された小説。と言いながら著者の日常が気楽にユーモラスに描かれている。ここぞというところの着眼力と描写力が光る!イライラしている人、心配事のある人、健全に気を紛らせることができますよ。2012/02/07
まぶだむ
2
新聞小説!とのことだが、ほぼ日々のエッセイといった趣。 ライカとニナとミヨ、そして尾てい骨。2024/04/21
ま
2
図書館で借りた本。愛犬のニナに関する描写が微笑ましかった。(⌒▽⌒)私も新聞連載時に読んでいれば、心配しただろうなぁ。前に読んだ「中古カメラウィルス図鑑」の事が出てきて面白く読んでいたが、最後の展開にビックリした。だから、新版ってついてたのか。相変わらずカメラの事がたくさん書いてあって、小説なのかエッセイなのか謎である。★★★☆☆2015/01/23
ミノカサゴ 134
0
20170107 読売新聞の新聞小説として2000年に連載。ゆるい語りと優しいイラストに、ほのぼのとした気持ちになる。でも、この人、実は、すごく真面目で誠実な人なのだ。連載最終回で、死が近づいたニナが、スヤスヤ寝ているくだりは、自分の飼い犬の死を思い出してしまい切なくなった。2017/06/15