内容説明
原敬をめぐる人脈、石炭と権力にからむ群像、兜町の花形など、政財界に跋巵した生の人間像を豊富な挿話を交えて綴り、近代資本主義発展の秘史を明から50章。
目次
原敬をめぐる人脈(ボスの選択;政党総裁の台所;ラッキー・ガイ;人材異変;首相への疑惑 ほか)
石炭と権力(黒田武士と黒ダイヤ;夕張炭坑収支計算;国益と私益;あかがね御殿のあるじたち;杉山茂丸の借金戦術;機密費300円也 ほか)
策士縦横(「京浜銀行」異聞;総会屋対策;王道と覇道;いわゆる「西原借款」;テロの背景 ほか)
兜町の花形(天下の鈴久;マナイタの上の18人 ほか)