感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白い駄洒落王
11
戦中の疎開先での話。人間関係がキツイ。暴君、ただ暴君。2014/01/04
もりけい
4
角田光代さんの書評にあり読みました。一部の登場人物の目が黒塗りや白目で絵が気持ち悪いです。輪をかけて話も気持ち悪さを持つのですが、それを我慢して読み進めると少年時代に味わった言葉では言い表せない感情に懐かしさを覚えました。2015/03/16
diet8
2
面白かった。1944年夏からの一年間の富山での疎開の小学5、6年生の話。登校したら木刀で竹を20回たたきながら、神州不滅米英撃滅、と叫ぶところが面白かった。主人公進一は語り部の役、タケシ、ケンスケ、フトシ、キスケ、マサル、シゲル兄弟、メインキャラは不完全であっても誰も心から憎める奴はいない。ノボル、キヨシ、コウジが小心者の小悪党なだけ。タケシも優しいところや男気はある。シゲル弟が復讐できたところは溜飲が下がる。原作小説のタイトルを漫画では変えたというのは、正解だと思う。読後感は、映画スタンドバイミー風。2016/09/04
zhi_ze
2
傑作。イッキに最後まで読んだ。読み終えて涙した。読みながら、いろいろなことが頭を過ぎった。進一と一緒に泉山で一年過ごした気分になった。2012/02/13
・
1
図書館で見かけ2時間で読了。「長い道」と内容は殆ど変わらず。夏がすーぎ♪と歌いたくなるが、歌のもとになったらこれらの話を考えると、夏もよう♪とのんきにしめくくることはできない。ゲーム「ぼくのなつやすみ2」を思い出したら、また別。これの検索に関連して出てきた「トニオクレエゲル」が読みたい。面白そう。2014/04/20