内容説明
シベリア抑留11年、元・大本営参謀の運命は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
119
山崎豊子全集(全27巻)完読プロジェクト https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11074109?sort=book_count&order=desc 第12~15弾は著者の最長編『不毛地帯』です。 ドラマ等で内容を知っていますが、小説は初読です。まずは第一巻から、著者の代表作だけあり、一気に読ませます。凄惨過酷な長期のシベリア抑留のシーンは、読んでいて大変辛くなりました。続いて第二巻へ。トータルの感想は全四巻読了後に。2017/11/05
sachi
4
シベリア抑留。生きて日本に生還できた人も、できなかった人も、地獄さながらの話で、時代が時代なら、ソ連だって裁かれていたんじゃないかと。にしても、戦争中の士官達は、戦後日本を動かす、経済、政治、自衛隊の中枢に食い込んで、暗躍してたんだねー。実は数パーセントの人間によって動かされている日本。日本を動かしているのは、こういう人間のツテと、攻防なんだなあ。2013/10/09
くまんちゅ
4
敗戦後シベリアに抑留された壹岐正。このシベリア抑留がすさまじい。ほとんど人間扱いされない状況に、これが戦争の現実かと思い知る。こういうことこそ学校での歴史の時間で教えるべきだと思った。商社に入社した後も戦争の影は、壹岐に付いて回る。商社の仕事は複雑で読んでいてもなかなか頭に入ってこなかった。2010/07/08
詩界 -うたか-
3
再読予定がないので感想埋めます。(読書メーター登録前に再読したばかりなので)
くろまて
3
ここからロッキード事件に繋がるのか2009/07/03