感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tanaka9999
10
1974(昭和49)年発行、新潮社のソフトカバー本。おせっかいな神々40編、妖精配給会社28編。どちらかいえば妖精配給会社の方に名作が多いか。しかし星のショートショートとして思い浮かべるのはこの両作品に収められているような作品ではないだろうか。私にとっても印象深い作品が多く、かなり多くの作品を読みながら筋を思い出していました。思い出してでも面白いのです。「春の寓話」最初を読んでオチまで思い出したのだが、主人公の男の最後の行動には笑わされます。かなり意外なオチ。2022/10/22