感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kikuyo
29
宮沢賢治の生い立ちを豊富な写真と資料などで解説。賢治が一番充実していたのは、羅須地人協会時代ではなかったか…。父との宗教上の対立、幾度となく体調を崩し、それでもあやゆることに必死に東奔西走する賢治の姿が印象的だった。「いつもしずかにわらっている」裏には激しい情熱が隠されている。自分にとって賢治作品は「すきとほつたほんたうのたべもの」だ。昭和8年9月21日没。2016/09/21
❁Lei❁
16
再読。賢治の行動だけでなく、彼に影響を与えた思想や周囲の人物、出来事などについても詳しく書かれていて参考になります。2022/07/05
❁Lei❁
4
宮沢賢治のことについて深く知りたくて購入。開いてまず驚いたのは、どのページにも大量の写真が載っていること。賢治の幼少時代の写真、学生時代の写真、教科書にも載っているあの有名な写真、まさに「アルバム」です。さらに、手帳やメモ、手紙の一部などもあり、賢治直筆の字を見れました。写真と共に、その当時の賢治の行動や、人間関係なども詳細に綴られていて、意外と読み応えがあります。マニア必見ですね。幼少の賢治の優しそうな笑顔が可愛くて癒されました。いや、大人になっても優しそうな笑顔は変わりませんね。2016/11/13
アイ子
0
新潮日本文学アルバム、ちょうどいいよね。最初に読む本として楽だし読みやすいしわかりやすい。ありがとう新潮日本文学アルバム。2022/10/08