出版社内容情報
自由化したら日本農業が壊滅? とんでもない! 現地取材で見えてきた等身大の米農業の姿。輸出ひとり負け、人手不足、高齢化、遺伝子組み換え漬け。「自由化したら日本農業が壊滅」なんて大ウソ。トランプの保護主義のとばっちりで、米農業界はボロボロだ。現地を徹底取材したジャーナリストが描く等身大の姿。
菅 正治[スガ マサハル]
著・文・その他
内容説明
自由化したら日本農業が壊滅?とんでもない。アメリカ農業はハリボテだ!消費者が求めるオーガニック作物は輸入だのみなのに、遺伝子組み換えがやめられない。除草剤に負けない「スーパー雑草」にはさらに強力な除草剤で対抗。人手不足なのに移民を追い詰め、農民には自殺とドラッグが蔓延。輸出はトランプの保護主義で一人負け…。現地を徹底取材したジャーナリストが描き出す等身大のアメリカ農業の姿。
目次
農業で汚染される五大湖
アメリカ農業の全体像
遺伝子組み換えに吹く逆風
嫌われ者、汝の名はモンサント
オーガニックへとなびく消費者
遺伝子組み換え作物と除草剤の二人三脚
ミツバチが消える
全米で吹き荒れる食肉工場への反対運動
伝染病と抗生物質のいたちごっこ
老化する農家、萎縮する移民〔ほか〕
著者等紹介
菅正治[スガマサハル]
1971(昭和46)年生まれ。時事通信記者。慶応義塾大学商学部卒業後、時事通信社に入社。経済部で財務省、農水省などを担当した後、2014年3月~18年2月シカゴ支局勤務。同年3月からデジタル農業誌Agrio編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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