とんぼの本<br> 写真で見る江戸東京

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とんぼの本
写真で見る江戸東京

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22X17cm
  • 商品コード 9784106020025
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0325

内容説明

徳川15代の居城として、その権力の象徴であった江戸城の威容は、どれほどのものだったのか。そして大名屋敷をはじめとする町のありさまは、どのようなものだったのか。幕末にもたらされた写真術は、浮世絵や絵地図ではうかがうことのできないリアリティをもって、江戸城を中心とした江戸の景観を現出させてくれる。そして官庁や銀行などの洋風建築が建設されて文明開化してゆく東京の姿が、写真術の発達とともに、まざまざととらえられ、今日に残された。人工着色によってカラー化された写真は、“夢の中の都市”といった趣きさえある。古きよき時代=江戸東京を写真で散歩する。

目次

第1部 江戸城残影―明治4年『旧江戸城写真帖』の残像
第2部 幕末の江戸―慶応3年異邦人の江戸視察
第3部 文明開化の東京(明治13年人工着色の幻影;明治22年東京のスコットランド人)
郷愁の空間―古きよき日の江戸東京

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YuiGaDokuSon

5
横山松三郎による、明治初期に撮影された江戸城の写真が素晴らしい。ボケてしまっているものもあるけど、荒廃していく江戸城の建物の多くは、現在跡形もなくなくなっているだけに、非常に貴重である。 また、改めて江戸城敷地の広さに驚いた。内曲輪だけで半蔵門、常磐橋門、馬場先門など十五門をぐるっと囲い、外曲輪は浅草橋門、市ヶ谷門、虎ノ門など十三の門で囲まれていた。石垣が跡形もないこれらの現状写真と比較して当時の様子が見れるので非常に興味深い。 その他、ベアト、その弟子の日下部金兵衛、内田一九やバルトンの写真と簡単な2009/08/29

おかめっち

3
新潮社のとんぼの本。 江戸末期と明治の写真。 江戸城はもうないし今の皇居にあったのはもちろん知ってるけど、退廃してゆくのを写真でみると切ない。 過去の写真を見るのが好き。 昔の画像はうっすいな。 愛宕山から武家屋敷、浜離宮、海が見えるパノラマ写真は圧巻。 明治の西郷さん出来る前の上野公園入口も階段は変わらないのかもしれないけど今と違う。 2023/06/29

アルクシ・ガイ

2
つくづく「愛宕山からの江戸パノラマ」は美しい。パリもかくや。何がどうして現在のような有様になったのか。2014/11/02

takao

0
明治初期の写真2016/10/27

金木犀

0
199.初版 新潮社 とんぼの本  今手元にないけど

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