内容説明
弁護士資格を取得してわずか三カ月の青年に勝ち目はあるのか？難癖をつけて、法の名の下に骨髄移植への保険金支払いを拒否しつづける巨大企業。企業の論理に個人は敗北しなければならないのか。法は弱い者の味方では…企業側の強力弁護団を相手に無謀な戦いを挑む新人弁護士の勇気ある行動を通して法社会の現実に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
零細企業OL
2
最初は登場人物が多すぎて、誰が誰やら理解するのに時間がかかった。中盤くらいまで全然おもしろくなくて、法廷の場面くらいからやっと読むスピードが上がった。 ラストは全責任を放棄したような結末で残念。2014/08/17
抹茶モナカ
2
青年弁護士の栄光と挫折を描いた青春小説。法廷のシーンで面白く読ませてくれたかと思うと、バットで人殺し。前半は就職難を丁寧に描いてまでいるのだけど、青春小説としても、弁護士モノとしても、中途半端。2013/10/01
uryutalk
2
法廷ミステリっつーか弁護士ミステリの先駆けジョン・グリシャム。法律事務所ってめっちゃ面白かった記憶があるも3作目か4作目あたりで僕の中ではトーンダウンしてたのだけど・・・・例によってBOOK OFFの激安で発見したので読んでみた。前半かなりだるいです。法廷シーンはさすがグリシャムという感じで面白いのですが、何かが足りない・・・・。あまりにも順調に進んでしまうので心のどこかでアクシデントを期待しているのに何も起こらないという、逆説的などんでん返しでした。そういう狙いなのか？あと、めちゃめちゃリアルすぎる主人2011/09/30
ゴリゾウ
1
白石朗 訳／悪辣な保険会社に原告側弁護人として、徒手空拳で挑む青年。難癖をつけて、法の名の下に骨髄移植への保険金支払いを拒否しつづける巨大企業。企業の論理に個人は敗北しなければならないのか。法は弱い者の味方では…企業側の強力弁護団を相手に無謀な戦いを挑む新人弁護士の勇気ある行動を通して法社会の現実に迫る。(Yahoo!ブックス) #111996/10/01
朱音
1
主人公の二転三転する身分（就職したと思ったら、リストラされていたり…など）と、彼の担当した裁判の行方が気になって、一気に読んだ。2003/07/07
