イン・アンド・アウト

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  • サイズ B6判/ページ数 342p/高さ 20X13cm
  • 商品コード 9784105232016
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

いまの世の中、インでファッショナブルでなければ、生きてく意味なんてない!―NYを舞台に、お洒落にすべてを賭けてたくましく生きる無名のヒロイン、リアリティ登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

29square

5
初読は1991年かー、バレンタインだから?と我が青春の一冊を読み直す。所謂ファッション業界ものだが松井みどりさんの翻訳は全く古びてない。登場人物みんな可愛すぎ、会話がキュートすぎ。「自分らしさが何か分からなくても、自分らしくないものが分かるならそこから出発すればいい」。2022/02/12

Schunag

3
小説って“マルコヴィッチの穴”だよなあとあらためて思う。トビラをめくって本文を読みはじめれば、ニューヨークの20歳の女の子の頭のなかに入って、彼女の眼と心を通じてイーストヴィレッジのごちゃごちゃっとした街路を歩き、東京には絶対にいない類の人々と会い、言葉を交わせる。このエクスペリエンスだけですごく楽しい。これは青山でも下北沢でも成立しない物語だからこそ楽しい。「ファッションと虚栄に命をかける若い娘を描く諷刺小説」としても読めるけれど、そういう読み方は不誠実な気さえする。微苦笑を誘うキュートな小説。2011/11/27

donnerstag

0
何度目かの再読。主人公リアリティのフロック(洋服)に対する深く奇妙な愛情にいつも圧倒されてしまう。あとヒューゴがとにかく好きすぎて困ってしまう。大好きな小説。2011/10/12

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