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運命の遺伝子UNA

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104760015
  • NDC分類 148
  • Cコード C0095

内容説明

「運も実力のうち」は本当か?「偶然の一致」はなぜ起こるのか?実は、人間には生まれながらの運NAがあるのです!あなたも「運命のしくみ」について考えてみませんか。

目次

たまたまの自分(自分が自分であることの運;あらかじめの名前に包まれる ほか)
なぜ偶然は重なるのか(運には順目と逆目がある;見えない赤い糸 ほか)
運も実力のうち(静止と動態、マジメとフマジメ;努力が運を追いつめる ほか)
運は感染する(言葉のウィルス;天に皆既日食、地にサルモネラ ほか)
人生の中に運命が棲んでいる(汲取便所で自立する;同行二人、一病息災 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

里愛乍

22
〝気がつけば人間だった。しかも、気がつけば自分だった〟 トマソン物件からの流れで読むきっかけとなった、赤瀬川さん初読本です。〝自分が自分であること〟の不思議を問う姿勢から、選択肢における不自由さ、言葉のウィルス、果てはUNAについてなどかなり興味をそそられる内容でした。「健康のために笑いましょう」ってやつ、わたしもすごく抵抗を感じたのを覚えています。2014/11/18

阿部義彦

13
図書館本。赤瀬川原平さんが、新潮社の「波」に『運命と運動』として連載していたもの。幼い頃の自分と言うものの不思議からはじまり、運や運命そして、偶然とは何かについて、あれこれと考えを巡らせます。生まれた時から基本性能、両親、誕生日、性別、等は与えられてそればかりは変更する事は出来ない。そこからどの様に自立して生きていくかは努力次第とする考えに、どうしても運の要素が絡まり、不確実性の運命と呼ばれるものが登場するに至る。だが、他人の人生を生きる事は誰しもできない、この自分が自分である事の不思議の謎に迫ります。2023/01/18

アカショウビン

1
たまたま家族が廃棄しようとする本の中に見つけ、読んだ。いささかしつこさを感じた。ファンでなくなってしまったのか?あるいは時代の推移か? 氏の良さは、物事の本質に直感的に迫る感じだ。「同行二人、一病息災」の「歩くのはあなた一人ではなく、糖尿病が一緒に歩いておられる。」いいねえ、分かりやすい。展覧会を30分で見ると、「自分の感覚の求める絵だけが明解にあらわれてくる。」「癒し」「勇気をもらった」という言葉が評論的、公的ニュアンスがあり嫌う。全く同感。デジカメの選択(加工)は、自分の壁に閉じ込められること。2023/03/12

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