内容説明
お焼香の時に故人を悼む余裕はあるか?タタミイワシを食べるのは大量虐殺に繋がる?旅はパチンコである!人間のペニスはなぜ伸びた?おままごとボーイが一番もてるぞ!椎名誠・豊田泰光・黒鉄ヒロシ・鹿島茂氏らと繰り広げる爆笑10話。
目次
第1話 いくつになっても挨拶は難しい
第2話 きっと、老人会の旅行も島に行くぞ!(ゲスト・椎名誠)
第3話 イヤな流れになりましたね
第4話 プロ野球ヒミツのはなし(ゲスト・豊田泰光)
第5話 働き者はエライのか
第6話 あなたは神を信じますか
第7話 人は「ドーダ」で生きている(ゲスト・黒鉄ヒロシ)
第8話 「歯・目・××」より大事
第9話 人生ヌルヌル、男はネバネバ
第10話 おままごとボーイでいこう(ゲスト・鹿島茂)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アズル
23
ちびちび読みました。赤瀬川さんの鋭い切り口と東海林さんのすっきりはっきり発言が面白かったです。黒鉄さんとの「ドーダ学」も良かったけど、鹿島さんとの「おままごとボーイ」が白眉です。言われてみれば、現代の草食系男子ですね!2016/03/28
東風
3
おままごとボーイって現在の草食系男子ってことになりますよね。先見の明がありすぎる!2010/03/06
レイ
3
コミュニケーション、運、野球、宗教、老いなどがテーマの愉快な対談集。鹿島茂氏を交えた「おままごとボーイ」論には爆笑。発行当時の主な政治家を分類していて、今読むとなかなか感慨深い。「ドーダ」にはならないように気を付けないと。でも、小市民のささやかな「ドーダ」は、お目こぼしください(笑)。2009/09/29
朱音
3
対談集。10回の内4回はゲストを交えて3人での対談である。この二人とも好きなので、対談もうれしいもの。中でも豊田泰光氏(野球解説者)を交えての対談は、野球を見る観点が違うというか、そう野球マニアでない私にも新しい視点で楽しむ事ができてよかった。2004/10/12
いたち野郎
2
のっけから「挨拶しない人は危険てことだよ」とテレビのワイドショーを軽快におちょくるのですが、2者での会話はホントこうあるべきだなぁと改めて思います。巷の同席者を置いてけぼりにする仕事自慢(こちらでいう「ドーダ」)など含蓄のない居酒屋トークが飛び交うのにはウンザリしますから。時間をかけ、静かにじっくりとボケ倒したものですね。2013/10/11